◇第3章 事実は常識を超越する
──私はこうして災難をのがれた
《生命力が弱ると災難を引き寄せる》

天行力(てんぎょうりき)が流れないと要注意

天行力(てんぎょうりき)は、天と地の空間にみなぎっている宇宙・大自然の生命活性エネルギーである。このエネルギーから、すべては発生する。つまり、私たち生物の肉体も、そこに宿る生命体(魂ともいえる存在)も、波動エネルギーである天行力(てんぎょうりき)が具現化した一つの形態なのだ。

血液が私たちの体に循環して肉体を維持するように、私たちは天行力(てんぎょうりき)を空間から体内に取りこむことで生命力を活性化しているのである。

つまり、天行力(てんぎょうりき)が体内をつねに貫通してこそ、私たちは健康な体を保てるのである。逆にいえば、なんらかの理由で天行力(てんぎょうりき)の取りこみがうまくなされなくなれば生命力は弱まり、さまざまな病気を招いて、やがて死にいたるのである。

そればかりではない。生命力が弱まると生体から発する波動が弱り、その弱々しい波動に同調する事象が現象化することになる。まずは、寄ってくる人間が、生命力の弱い、生きざまを狂わせた者ばかりになる。不活発な波動は、お金の流れ方にも影響をおよぼして、金銭的なトラブルも起きる。

災害のときに被害を受けるのも、交通事故などに遭うのも、すべてが天行力(てんぎょうりき)が十分に貫通しないがための生命力の弱体化が引き寄せる、マイナスの現象なのだ。

だから、天行力(てんぎょうりき)がきれいに通るようになれば肉体は活性化され、同時にもろもろの現象もプラスに転じてゆく。