生きてあることへの驚嘆とよろこび。その
心臓が一度鼓動を打つたびに、そこに刻まれた
生き死にさえも、そこに境がある。これまでに、どれほどよろこびを刻んできたか、どれほど苦を刻んできたかで、生と死は、その境を異にする。
いままさに、苦の刻みが激しく、マイナスの
それは、これまでお話ししてきたように、法則との間にひずみが生じており、「生の方向」の流れから逸脱しているからである。
逆に、たとえがんやエイズなどの難しい病気にかかっていようとも、それで苦を刻まず、今日生きてあることに、そして、毎日の暮らしのささやかなことがらに、心からよろこびの
この人は、必ず病気を克服する。自然治癒力である「生命力」は、よろこびの
以上述べたことは、すべて自然の法則である。
ここでもう理解されたことと思う。
天災に生き残る方法とは、
〝いっさいの苦から解放され、いまのこの瞬間の一コマずつによろこびの
これが結論である。
瞬間の
そして、安らかに死を迎えることができ、寿命を立派にまっとうできるのである。